美味しい台湾烏龍茶の淹れ方
この度は翠山茶莊.の台湾茶をご購入いただきありがとうございます。
台湾茶・中国茶は少量ずつ日本酒のおちょこのような茶器にいれて飲むのが一般的です。実際そのような淹れ方の方が美味しく飲めますが、茶器をお持ちでない方でも勿論美味しく淹れることはできます。
茶葉の量は1~2人なら3g程度からお試しされることをお勧めしますが、カップの大きさや人数、お好みで調整してください。
それではここから実際の淹れ方を説明します。
1 急須にお好みの量の茶葉をいれます。
2 お湯の温度は凍頂烏龍茶、四季春茶は熱湯、東方美人茶は90℃程度にしてください。
3 1煎目は茶葉にお湯が浸み込みにくい為、さっと湯通しされてからお湯を捨て、再度お湯を入れ40秒程度蒸らしてから茶器に注いでください。※ある程度放置しても1煎目はお茶の実力を発揮しにくいです。1煎目では評価しないであげてください。
4 2煎目の蒸らし時間は10~15秒程度でよいです。以降、同じ手順で淹れて頂ければ、7~8煎位は楽しめます。概ねどのお茶も2~3煎目で美味しさが出てきます。放置時間はお好みで調整してみてください。
その際に必ず都度お湯は急須から出し切ってください。もしも急須にお茶が残るようでしたら、別の器へ一旦入れましょう。この器を茶海と言い、急須のお茶から茶海へうつし、それから各自の茶杯(カップ)へ注ぐ行程は中国茶・台湾茶では一般的です。一旦茶海に移すことで飲む人に均等なテイストを楽しんでいただける方法です。
※台湾烏龍茶は中国烏龍茶のような濃い色のお茶ではありません。
香りが重要視され、いずれのお茶もうっすらの色合いになります。
【茶殻の再利用】
茶殻は再利用できます。冷茶保存用のボトルに茶殻を入れ、直接水を注いで冷蔵庫で一晩おきますと、水出しのお茶も楽しめます。お好みに合わせて放置時間・茶殻を調整してください。水出し茶を作られることを前提に、温かいお茶で少し多めの茶葉を利用されても良いでしょう。茶こし付ボトルですと茶殻をそのまま入れられ、程よく茶殻も泳げますので出が良く、非常に上品な水出し茶ができあがります。茶種にもよりますが、個人的には2~3煎出したあとの茶殻が吸水率もよく水出しに向いているような気がします。カフェインも程よく抜けて、不意なお客様にも喜んでいただける水出し茶が出来上がります。勿論はじめから水出し茶にしていただくこともできます。いずれも目安として茶葉5gに対し水1ℓ程度でお試しください。
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